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パブリックマナーについて

パブリックマナーとは、公共の場で見知らぬ人同士が気持ちよくやり過ごせるために、知っておいた方が良いマナーです。公共の場を使うときに必要なルールですが、自分の考え方が人とやり方を違っていたときに、これが正しいマナーだ!と声高に主張するわけにはいきませんよね。ですから、暗黙の了解とも言えるし、エチケットとも言える事柄かもしれません。特に混雑しているところ、急いでいるときなどは、知らない人同士が気を使い合わないと、大きなトラブルになることがあります。また、人に対して少し優しくなることで、社会的弱者と呼ばれる人たちが、街を使いやすくなるでしょう。パブリックマナーは、地域性によっても大きく差があり(たとえば、エスカレーターの立ち位置)、「郷にいれば郷に従え」的な部分もあります。とにかく、周りの状況をよく見て、人に迷惑をかけないこと!が基本的です。

パブリックマナーって、トラブルがおこらなければ当たり前、嫌な思いをすればマナー悪いっ!と非難し(非難され)、手助けなどをすると特別なこと、という感じがあります。本来は、座席を譲るのも、車椅子に手を貸すのも、ごみを拾うのも、出来る人がやって『あたりまえ』のことなのに、いいヒトが行う偽善的な行為みたいに見られてしまうことすらあって、悲しい世の中ですね。

いくつかのアンケート結果やコラムなどで、「これは許されないだろう」と思うマナー違反を調べていました。すると意外なことに、アンケートなどで、100パーセント、マナー違反だ!と万人が言い切る行為って、ないんですよ!驚きです。一番、回答率が高くて70パーセント。ってことは、10人のうち3人は、その行為を「許容範囲」だと思っているのですよね。自分が平気でそれらの行為をするからなのか、気にならないのか、ちょっと不思議です。目に付く行為だから、許さん!って思うヒトも多いし、平気でやっちゃうヒトも多いってことでしょうかね。

★多くの人が、マナー違反だと感じる行為(60〜70%ぐらい)
・行列への割り込み
・子供のマナー違反を親が注意しないこと
・歩きタバコ、煙草のポイ捨て
・ごみのポイ捨て
・犬の糞を持ちかえらない
・自転車の違法駐輪
・電車の中などで、一人分以上の幅をとること

★半分ぐらいの人が、マナー違反だと感じる行為(40〜50%ぐらい)
・横に広がって歩く
・路上に唾を吐く
・身障者用のスペースを塞ぐ
・公共の場所で携帯電話の電源を切らない
・電車の中で席を譲らない
・エスカレーターで通路を開けない
・子供がいるところでの喫煙

★ほとんどの人が、見逃せる範囲だと思える行為(20〜30%ぐらい)
・道端や電車の中などで座り込む
・信号無視
・公共の場所での携帯電話の話し声
・公共の場所でペットを散歩させること
・公共の場所で化粧をすること
・歩きながらものを食べる
・歩きながらの携帯操作
・話し込んでいて通路をふさぐ


■場所別でのパブリックマナー

では、公共の場=家の外に出たら、どのように振る舞えばよいのでしょう。
基本的に、マナーの考え方は「人のことを気遣う」ということなので、マニュアル化されたルールブックがあるわけではありません。だから、こういうふうにしましょう…という、ある意味ポジティブな事柄よりも、これはしない方が良い、やめておいた方が無難だという事柄が多くなってしまうかもしれません。もちろん、自分の家の前の道路は自分の持ち物ではないけれども、きれいに掃除しておくとか、すれ違った人に挨拶するなど、やった方が気持ちの良いことってたくさんありますよね。でもそれらは逆に、やらなかったとしても非難されないし、マナー違反だと思われないでしょう。また、ペナルティーが課せられるルール違反(要するに、警察のお世話になるほど悪質なこと)でなければ、自由に振る舞っても良いんではないかという風潮もありますよね。「個人の自由」と割り切ってしまうと、マナー違反だ!と声高にいうのもはばかられてしまうのですが、罰則規定があるのはルール、マナーとはまったく別のものだと理解しておいてください。


◆電車・バス
・整列乗車 … ドアの前に整列して開くのを待ちます。立ち位置は、駅によっても違うのですが、ドアの正面を避け、改札に近い方の通路を降りる人のためにあけておきます。我先に乗り込んで空いている席へ駆けこむのは見苦しいだけではなく危険ですし、ラッシュ時には、1本ぐらい遅れても大丈夫なように、時間の余裕を見ておくことも大事です。

・席を譲る … もっとも当たり前のマナーなのに、できない人がなんと多いことか!と常々感じています。お年寄り、体の不自由な人は見た目に分かりやすいので声をかけやすいのですが、自分の体験上、妊婦の時も席を譲ってほしかったですね。妊婦の場合、お腹が目立ってくる前にも、具合が悪くなるときがあるので、見た目には分からないかもしれません。このところ、妊産婦であるというバッジ(「Bsby in Me http://www.baby-in-me.com/)も配られています。見かけたら、快く席を譲ってあげてくださいね。

・足をそろえて座る … 電車の中でも注意広告でよく見ますが、足をだらしなく広げたり組んで座ると、それだけで一人分以上の幅を取ってしまいます。また、靴底の汚れが周りの人に当たってしまうかもしれませんし、迷惑ですよね。

・荷物を空席に置かない … 荷物は上部の網棚かひざの上におきます。でも荷物が重かったり、ラッシュ時に、目が届かなくなってしまうのも不安だという気持ちもわからなくはありません。でも、立っている人からすれば、なかなか他人に席を開けるようにとは言い出せないものです。

・濡れた傘やバッグ … 雨の日には、濡れた傘や持ち物が気になりますよね。濡れたものを包むためのビニール袋を準備しておくのがマナー。そうでなければ、出来るだけ外の人に濡らすことのないように、自分の体の前に持つことが基本です。

・携帯電話 … 公共の場所には、携帯電話の電源を切らなければならない場所もあります。体の中に、ペースメーカーを入れている人は、電波で狂ってしまう危険性もあるので、自分でシルバーシートなどの避難場所におられるはず。なのに、平気でシルバーシート付近で携帯電話を使うのは、マナーというよりもはやルール違反です。また、携帯電話を切らなければならない場所ではなくても、呼び出し音が鳴り響いたり、大きな声での話し声は迷惑です。

・ものを食べる … 電車に乗ることが、楽しい旅の一部の場合もありますよね。なので、日本では駅弁文化が発達していますし、特にとがめられるわけでもありません。しかし、通勤電車や混雑しているバスの中での食事はどうでしょう?また、新幹線や特急電車の中だとはいえ、強い匂いを出す食事、アルコールを飲み過ぎるのはNG。時と場合を考えてくださいね。

・公共の場での常識 … そのほかにも車内でお化粧をする、床に座り込む、子供がシートの上に立ち上がる、などなど、見ていて不快になる行動は沢山あります。しかしほとんどの人は、「悪いこと」だと思っていないし、見ている方も不快なだけで「注意する」ほど自分を犠牲にしたいわけでもありません。特に若者の傍若無人な態度などは、注意するのにさえも危険を感じてしまうこともあるようです。おかしな世の中だな…と思うのですが、そういうときは、車掌など関係者を通じて注意を促してもらうようにします。

◆エスカレーター
エスカレーターは、乗った人が同じスピードで動くものなので、本当は階段のように自分で上がり下がりしてはいけないものです。バランスを崩して転倒することもあるし、踏板の間に物が挟まる事故も多発していますよね。正しい位置に乗って焦ることなく使えば、防げることも多いはずだったのに。しかし、駅のエスカレーターなど、急いでいる人が多い場所では(急いでなくても、時間短縮のために階段との併用をする人も多いようですね)片側を開けるのがマナーとなっています。不思議なことに、関東では、歩かないで乗る人は左側、右側半分を通路としてあけておき、関西では逆だといいます。(境目はどこなんでしょうね)でもくれぐれも、暗黙のマナーに沿っていないからといって、怒るのはご法度。急いでいる人は階段を使うべきで、エスカレーターを使っている人に文句を言ってはいけない、というマナーもあります。
事故の話では、目を離したすきに子供が巻き込まれることが多いようです。足先を巻き込まれたり、洋服が引っかかったり。エスカレーターだけに限らないのですが、小さい子供が機械を利用する時には、目を離さないように十分注意することが必要です。

◆エレベーター
エレベーターに乗るときは、出る人が先・入る人が後です。扉の正面には立たず、出入り口の横に整列します。また、エレベーターが込み合っていると、ボタンを押すことができませんよね。自分が操作ボタンに近いところに乗っていたら、他の人の利用階を聞いて押してあげる・「開」のボタンを押していてあげる、などの気遣いが必要です。デパートなどでは、お互いに荷物をたくさん持っていることがあります。一歩ずつ詰めたらあと一人乗れることもあるし、自分がもう1台待つという余裕も必要ですよね。

◆携帯電話
公共の場では基本的に携帯電話の使用を控えなければならないところがたくさんあります。でも、家から出たときのための携帯電話なのに、使えないところが多いって、不便でもありますよね。本人には便利な道具でも、知らない人にとっては携帯電話の呼び出し音や、大きな声での話は迷惑になります。知らない相手とはいえ、聞きたくない会話を耳にしてしまうこともありますしね。基本的に、込み合っているところでは、マナーモードにしておくのがエチケットです。電源を切るように指示してあるところでは切っておくのがルールです。病院や電車のシルバーシート、飛行機の中では禁止されています。これは、ペースメーカーを入れているなど、命にかかわる問題でもあるからです。
電話に出るときは、人ごみを避けます。歩きながらのメールも危険です。運転中の携帯電話の操作は、道路交通法違反になりますよ!

◆子供連れ
大人が、多くの人がマナー違反だと感じることに「自分の子供に注意をしない」という行為があります。
私自身、子育てをしていて感じたことなのですが、子供の行動に24時間付き合っていると、自分での許容範囲と公共マナーとしての許容範囲が、だんだんずれていることがあります。たとえば、電車の中では、外の風景を見せていた方がおとなしくするので、(当然靴は脱がせますが)シートの上に立たせて外を見せていたことがあります。子供を連れていると、荷物も多いし相当な負担ですよね。でも高齢の方から、立たせているのは危ないし、子供はひざの上に座らせるか、立って抱っこするのが当然!のように注意されたことがあります。今はもう子供たちが小学生以上になったので、よほどのことでないと座らせませんし、親以上の年齢の人が近くに来た時には、すぐに席を開けるように教えていますが、当時は、世間って厳しいなぁと感じましたよ。ベビーカーも迷惑がられましたしね。幼児を連れているお母さんたちには、もっと優しい世の中だったらいいのになぁと思います。当然のように振る舞う若いお母さんたちもいるので、制裁的に怒られてしまうことも、仕方がないのでしょうか…。

・公共の場所では大きな声を出させない
・ゴミをポイ捨てさせない
・ベンチなどに靴のまま上がらない
・予約の必要なレストランには連れて行かない
・お見舞いには連れて行かない
・大きな声で泣いている子どもを放置しない(特にレストランなどの中からは連れ出す)
・大きな声で叱らない(周りに不快感を与えるので)

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