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冠婚葬祭の祭

冠・婚・葬以外で、宗教的な儀式の全般を指します。

冠婚葬祭の分類について。
「婚」は結婚式にまつわる行事、「葬」は葬式にまつわる行事で分類しやすいのですが、「冠」と「祭」はわけにくいものです。

「冠」は、人生のなかで節目となる行事
「祭」は、季節の節目の行事
と考えておけばOK。
別に絶対知っておかなければならない知識、という訳でもないと思うのですが、
マナー辞典などでは、カテゴリー別に分類されているので、知っていると困らないってくらいのものですね。

たとえば、1年のなかで季節を区切る節目の祭といえば、お正月やお盆。
今の日本では、宗教に関係なく、一般化している行事ですよね。
祭は他の行事と異なり、1年や数年単位の中でやるべき時期が決まっているので、予定が立てやすく、
様式化されているものが多いのが特徴です。


お正月

正月は、歳神様が元旦の朝に、天から降りていらっしゃるのを迎える行事です。
門松、しめ縄などの飾り物や、年末の大掃除、餅つきなども神様を迎えるための一連の行事です。

昔に比べれば、ずいぶん簡略化されてきましたが、それでも日本人にとっては、1年で1番大切な季節の行事だと言

えるでしょう。
1月1日を元日といい、新しい年の神様が、その年の幸福を運んでくると日と言われています。
1月1日は1年で最初の「国民の祝日」でもあります。

お正月の準備は、12月13日〜28日までの間に行います。
特に、門松やしめ縄飾りは、29日には「苦が待つ」と敬遠され、31日は「一夜飾り」といって不吉とされています。
師走と呼ばれる12月は、文字どおり、走りまわらなければならないほど忙しく、
スケジュールを立てて手際よく進めていかないと、落ち着いて正月が迎えられません。

最近の住居は、マンションや洋風の家屋も多く、
サザエさんで見るような昔ながらの正月準備をする家もだいぶ減ってきているようです。

古来より受け継がれてきた正月の飾り物は、昔ながらの日本的な伝統を引き継いでいるので、
現代風には似合わないですしね。

どんな行事にも言えることなのですが、「節目」をきっかけに「気持ち」を表すことの方が大事ですよね。
正月に気を引き締めるとか、成長を祝うとか、感謝の気持ちを思い出すとか…
なので、あまり昔風の形式にこだわる必要は無いと思うのです。
自分なりのセンスで、飾り付けに工夫を凝らすのも楽しいですしね。

最近は、食べ物でも衣類でも、季節感が薄らいできているような気がします。
私は、子供たちに、受け伝えていく風習として、日本古来のお正月の姿を見せてあげたいと思っています。


◆正月の飾り付け

国旗 …
国民の祝日として、国旗を掲げる家も少なくなってきました。
国旗は、原則として、日の出〜日没まで掲揚するものです。
一本なら、門の内側(敷地内)から見て右側、2本なら両側に掲げるか、交差させるかどちらでもかまいません。

門松 … 
歳神様が天から降りてきたときの目印となる印です。
松と竹を組み合わせて作られており、門の両脇に立てておきます。
師走の27〜28日ぐらいに設置します。
今の住宅事情では、門の外に置くことが難しいことも多く、簡略化されたものを取り付けることが多いようです。
松の枝を白紙で巻き、紅白の水引で結んだものを、門柱や玄関などに巻き着けます。

しめ縄・しめ飾り … 
玄関や神棚に張って、神聖な区域を示すための縄張りです。
しめ縄は、新しいワラを束ねてねじって作られたもので、ねじりの間に四手(して)と呼ばれる白い紙をたらします。
しめ飾りは、しめ縄に、裏白、ゆずり葉、ダイダイ、昆布などの縁起ものを結んだものです。

輪飾り … 
小型のしめ飾りで、わらを輪の形に結んだものです。
勝手口やトイレ、子供部屋、車など、メインの出入り口以外に取り付けます。

床の間飾り …
掛け軸、鏡もち、生花や盆栽などを床の間に飾ります。
掛け軸は、日の出、松竹梅、富士山、鶴亀、七福神など新春にふさわしいおめでたい図柄を。
床の間ない家では、小さいテーブルなどを床の間に見立ててもよいでしょう。

鏡もち …
鏡もちの由来には諸説あります。
神様の魂を表現する「御神体」として崇められていた鏡の形を模したという説が一般的です。
地方によって飾り方が違いますが、一般的には、三方と呼ばれる台座に、奉書紙か半紙を敷いて、その上に、裏白・大小二つの餅・干し柿・するめ・橙・昆布などを飾ります。
昔は、年末に餅つきをして作ったものですが、最近は、プラスチックの容器に真空パックされたものが多いようですね。家の中が暖かくカビが生えやすいので、衛生的にも好まれるのでしょう。

橙(ダイダイ) …
ミカン科の果実で、実の色が橙色をしているところから「ダイダイ」と言われています。
冬を過ぎてもなかなか木から落ちず、古い実がついたまま、新しい実を加えて成長していく様子を、健康・長寿の家族に見たて、縁起のよい植物だと言われています。
また、家族代々の長寿・繁栄を願い「代々(ダイダイ)」とも呼ばれます。

裏白(ウラジロ) …
シダの葉のことです。
裏側の色が白いことから、心に裏がなく、清廉潔白を願う縁起ものとして好まれています。古い葉が落ちないうちに、

新しい葉が重なってできることから、代々久しく栄えるという意味もあります。
また、葉の模様が対になっているので、夫婦仲むつまじく、相性の良いことを願っています。

◆正月の行事

若水迎え …
元旦の早朝に初めて汲む水のことを「若水」といいます。
一家の主人か年男が、皮や井戸から汲んでくるのですが、今はほとんどの家で水道を使っているので、
師走のうちに水道に輪飾りをつけておき、水道から若水を汲んできます。
この水で口をすすぎ、歳神様への供え物を煮炊きするのが習わしです。

お屠蘇 …
祝膳の初めに飲むものです。
元旦にお屠蘇を飲めば、1年中の邪気を払い健康に過ごせると言われています。
お酒ですが、子供も含め家族そろっていただきます。
正式には、みりんに山椒・桔梗・ぼうふう・にっけい・ミカンの皮などを浸したものですが、飲みにくい味なので、清酒やワインで代用してもOK。
杯は、年長者から順番に飲み始め、年少者へ渡すのが習わしです。

初詣 …
初詣のことを「恵方参り(えほうまいり)」とも言い、新しい年に最も運のよい方角にある神社やお寺に参拝します。
実際には、有名神社にいく人や、近所の氏神さまにお参りすることが多いようで、神様に気持ちが伝わればOKとされています。
初詣は、3が日に済ませるのが一般的ですが、松の内(門松を立てて置く15日までの間)までなら良いとされていま

す。
神社に参拝する時には、手水舎(ちょうずや)で手と口を清めてから参拝します。
お賽銭をあげてから、右手で静かに鈴を鳴らし、二礼→二拍手→一礼します。

年始回り …
正月に、親戚や上司、日頃お世話になっている人などに挨拶をしてまわることです。
昔は、本家に集まって挨拶を交わす儀式として行われていたようですが、最近では、自分が相手のお宅に伺い挨拶して回るのが一般的な方法です。
しかし、たいていどこの家も正月とはいえ予定があるもの。
年始回りは、訪問することを知らせたうえで、玄関先で済ませるのがマナーです。
元旦はなるべく避け、2日〜松の内までに済ませます。
年始回りを、簡素化したものが年賀状です。

年賀状 …
年賀状とは、新年に送る挨拶状のことです。
年始回りを簡素化したものですが、お世話になった人や、日頃の会わない人へのご機嫌うかがいとしても、幅広く送る習慣があります。
最近は、パソコンが普及しているので、自分でデザインしたり、子供の写真が入っていたり、正月の楽しみのひとつですね。
しかし、儀礼的な間柄だけでのやりとりは、面倒くささがあるのも事実。
結構な出費にもなりますしね。
最近では、メールで送る人も多いようです。
あらかじめ文章を入力しておき、決まった時刻に配信してくれるサービスも人気があります。

喪中はがきが届いた時には、当然年賀状出すのは控えておきます。
もしも、喪中欠礼をいただいていたのに出してしまったことに気がついたら、すぐ電話やメールで、自分に落ち度があったことを謝ります。先方が、喪中欠礼を出し忘れたことを心配されないように、という配慮ですね。
逆に、こちらの喪中の時、喪中欠礼出さなかった相手から年賀状がきてしまうこともあります。
あまり親しくなかった人や、それになってしまった友達などから届くことはありがちですよね。
松の内が明けてから、寒中見舞いなどとして、喪中なので挨拶できなかったお詫びを送ります。

お年玉 …
お年もは、家庭によってそれぞれ考え方が違うので、一般的なマナーとして説明しにくい事柄です。
子供にとっては、年1回だけ無条件にもらえるもの。とても心待ちにしていますよね。
でも、子供の金銭感覚を狂わせない程度の金額にとどめて置くのが大人のマナー。
親戚同士のやりとりについては、出し入れに差が出ないように、あらかじめ話し合っておくほうがよいでしょう。
子供に現金を持たせるのが嫌な場合は、商品券や図書券などでもいいのでは?
親戚の子どもたちに、何歳まであげるか、というのも悩みどころですが、「社会人」になるまでという考え方が多いようですよ。
お年玉は、直接子供に手渡されることが多いものです。
大人に会う時には、お年玉をもらう可能性があることを、十分にいい聞かせておかなければなりません。
その場ですぐにお礼を言い、親に報告すること、教えておきます。
また、いただいてその場でお年玉袋を覗いてしまうのも、子供らしいのですが、気をつけさせなければいけません。
親戚の家の中での不作法は、のちのちの親同士の関係に響いてくることもあるので、注意ですよ。


お盆

お盆とは、日本の夏に行われる仏教の儀式で、祖先の霊をまつるために親族が集まります。お盆の概念は、日本全

国に広まっていて、行事のやり方や風習などは、地方によってさまざまだといわれています。比較的、全国どこでも

同じような定まった風習としては、次のようなものがあります。
8月13日 … 迎え火。故人が家に戻ってくる。
8月16日 … 盆踊り。寺社の境内に集まって踊る。
8月16日 … 送り火。故人を彼岸に見送る。


彼岸

彼岸とは、仏教用語で、生死の迷いを川や海にたとえ、「死」に近い方の岸のことを言います。夏のお盆のときに、死の世界にいた人は、私たちのいる世界に戻ってくることができ、故人を迎えるのがお盆の風習ですが、最終日には送り火を炊いて、彼岸へ見送らなければならないのです。
もうひとつ、彼岸には意味があって、これは仏教とは切り離して考えられており、春分と秋分の日の前後3日間の合計7日のことをさしています。春分(3月21日)の彼岸のことを「春の彼岸」、秋分(9月23日)の彼岸のことを「秋の彼岸」といい、春分の日・秋分の日は、国民の祝日に関する法律により、旗日(休日)となっています。仏教伝来ですが今は宗教には関係なく、春分の日は自然をたたえ生命を慈しむ日、秋分の日は先祖を敬い亡くなった人をしのぶ日と定められています。

仏教を信仰されている家では、彼岸の入りの日に仏壇を掃除し、お花とお水を備え、和菓子や精進料理を準備して、故人の供養をします。また、彼岸には墓参りして、墓石の清掃をし、祖先の霊を拝みます。


母の日・父の日

母の日は、5月の第2日曜日。
父の日は、6月の第3日曜日です。
もともとアメリカで始まった行事で、親への感謝の気持ちを込めてプレゼントを贈ることが一般的です。
また休日なので、家族そろって楽しい行事を計画する、
ゆっくり体を休めてもらう、なんてのも良いプレゼントになるのではないでしょうか。

母の日といえばカーネーション、父の日といえばバラを送るのが定番ですが、
日常的に使える小物などでも喜んでもらえますよね。
親子関係を確認するためのきっかけとして、母の日・父の日を「利用」してみてはどうでしょうか。


敬老の日

お年寄りの長寿を祝い、これまでの苦労を感謝する日です。
自分の身内だけでなく、地域のお年寄りをいたわる日でもあります。
「年寄り」といっても、年齢によって、人によって元気具合がいろいろですから、
あまり年寄り扱いするのもよくないと言われています。
その人と何を十分に考えて、喜ばれる企画をしてみましょう。

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