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衣類の手入れ

暮らしの中で、私達は色々な繊維を利用しています。洋服、カーテン、カーペット、ふとん、クッションetc.…
毎日の家事の中で、特にお手入れが必要なのは「着るもの」です。

洗って、干して、片づけて、きちんとアイロンのかかった衣類を整えておくことは、とても手間暇がかかることです。
主婦になってみて、気持ちよく暮らすための裏方の仕事が、こんなに面倒なことだったなんて!と、延々と続くこの作業にうんざりしてる人も多いのでは。
私も、ガンガン洗濯するのは好きだけれども、アイロンをかけてきちんと整理しながら片付けるのか苦手です…。

でも、一度身近なものをいつも清潔にきちんと整えておくと、それだけでも健康的な生活が送れると思いませんか?
そして、たかが洋服と思うなかれ。
収納の方法やアイロンがけにもいろいろな知識が必要です。頭脳を駆使しながら家事を行っているなんて、賢い主婦!だと思いません?


繊維の種類と性質

いろいろな繊維の特徴を知っておきましょう。
そうすると、まずは製品を長持ちさせることができます。
扱いやすい扱いにくい、どうすれば汚れが落ちるかなどを知っていると、洋服選びにも困りませんしね。

<天然繊維>
天然の植物、動物、鉱物などから作られる繊維の総称です。

◆綿
主な用途 … 下着、タオル、敷布、 ハンカチ、作業着、シャツ、 浴衣など
メリット … 吸湿性、通気性、耐久性が高い
デメリット … シワになりやすい、伸び縮みしやすい
洗い方 … 洗濯機
適した洗剤 … 石けん、弱アルカリ性合成洗剤
アイロンの温度 …  180〜210℃

◆麻
主な用途 … 夏物衣類、夏物ファブリック、ハンカチなど
メリット … 伸びにくい、ざらつきあるひんやりにした肌触り
デメリット … シワになりやすい、縮みやすい
洗い方 … 洗濯機
適した洗剤 … 石けん、弱アルカリ性合成洗剤
アイロンの温度 …  180〜210℃

◆毛(羊毛、羽毛など)
主な用途 … セーターなどの冬物衣類、冬物ファブリック、毛布など
メリット … 吸湿性、保温性に優れている、シワになりにくい
デメリット … 熱に弱い、縮みやすい、黄ばみやすい
洗い方 … ぬるま湯で押し洗い
適した洗剤 … 高級アルコール系中性洗剤
アイロンの温度 …  120〜160℃

◆絹
主な用途 … 和服、ブラウス、パジャマ、ネクタイ、スカーフなど
メリット … 柔らかい肌触り、吸湿性、保温性に優れている
デメリット … 熱に弱い、薬品に弱い、黄ばみやすい
洗い方 … ドライクリーニング
適した洗剤 … 高級アルコール系中性洗剤
アイロンの温度 …  120〜160℃


<合成繊維>
天然素材に対して、ナイロン、ポリエステル繊維などの、石油化学で得られる物質を合成して作られる繊維の総称です。

◆レーヨン
主な用途 … 下着、寝具、衣類の裏地、カーテンなど
メリット … 柔らかい肌触り
デメリット … シワができやすい、水に弱い
洗い方 … 洗濯機、ドライクリーニング
適した洗剤 … 石けん、弱アルカリ性合成洗剤
アイロンの温度 …  120〜160℃

◆キュプラ
主な用途 … レインコート 和装用下着、スカーフなど
メリット … 絹のような光沢、柔らかい肌触り、染色効果に優れている

◆アセテート
主な用途 … ブラウス、ふろしき、スカーフ、 子供服など
メリット … 絹のような光沢、柔らかい肌触り、軽い、吸湿性が高い
デメリット … アルカリに弱い、摩擦で傷みやすい

◆ミックス
主な用途 … スーツ、ワンピース、スカート、ふろしき、 帯、ネクタイなど
メリット … 絹のような光沢、柔らかい肌触り、染色効果に優れている、酸やアルカリに強い

◆ナイロン
主な用途 … 靴下、水着、スポーツウエア、下着、子供服など
メリット … 耐久性が高い、軽い、速乾性がある、酸やアルカリに強い
デメリット … 吸湿性が低い、静電気が起きやすい


◆ポリエステル
主な用途 … ワイシャツ、レインコート、プリーツスカート、ズボンなど
メリット … シワになりにくい、型くずれしにくい、耐久性が高い
デメリット … 静電気が起きやすい


◆アクリル
主な用途 … セーターなどの冬物衣類、毛布など
メリット … 柔らかい肌触り、軽い、保温性が高い、酸やアルカリに強い
デメリット … 汚れやすい、毛玉ができやすい

ピニロン
主な用途 … トレーニングウエア、学生服、作業服など
メリット … 吸湿性が高い、摩擦に強い、保温性に優れている、酸やアルカリに強い
デメリット … 染めにくい

◆ポリウレタン
主な用途 … 水着、下着、包帯など
メリット … 伸縮性が高い、摩擦・引っ張りに強い、酸やアルカリに強い
デメリット … 耐熱性に劣る


◆ポリクラール
主な用途 … 衣類、作業服、コート、カーテンなど
メリット … 柔らかい肌触り
デメリット … 熱に強く、燃えにくい、引っ張りに弱い

<混紡>

◆ポリエステル+綿
主な用途 … ワイシャツ
メリット … シワになりにくい、縮みにくい、通気性、耐久性が高い

◆綿+レーヨン
主な用途 … スポーツウェア
メリット … 縮みにくい、吸水性、耐久性が高い

◆毛+ナイロン
主な用途 … ジャケット、コート
メリット … 乾きが早い、耐久性が高い


<新素材>

◆コットラン
ナイロン繊維を加工して、吸水性を補った素材。
主な用途 … 下着、靴下、スポーツウェア
メリット … 肌触りが軟らかい、耐久性が高い

◆ルアナ
静電気を帯びにくく加工したナイロン中心の合成素材。
主な用途 … 衣類、カーペット
メリット … ホコリや汚れを吸着しにくい

◆ミラクルケア
形態安定加工を施した合成素材。
主な用途 … ワイシャツ
メリット … 型崩れしないため、アイロンをかけなくてよいほどシワができにくい。

◆ソーラーa
吸熱性を高めた合成素材。
主な用途 … スキーウェア、登山用品、冬場の衣類
メリット … 太陽熱を吸収し、体温の維持を補助する

◆ウオーターマジック
吸汗性と速乾性を高めた合成素材。
主な用途 … スポーツウェア
メリット … 素早く汗を吸うことで、運動による体温の上昇を抑える

◆ガーランド
レーヨンと麻の質感を合わせたポリエステル100%の合成繊維。
主な用途 … ブラウス、ジャケット
メリット … 軽い、シワになりにくい


アイロンの基礎知識

アイロンは、衣類のシワを伸ばす道具のことです。鉄でできていて、電気で熱くした平たい面と、機械の重さによってシワを伸ばしていきます。一般的な市販のアイロンは、電気を使ったもので、(昔は炭だったですよね!)素材によって、温度を変えられるように調節するスイッチが付いています。

・高温 … 180〜210度 綿・麻製品に適している
・中温 … 140〜160度 毛・絹・ナイロン・ポリエステル・レーヨン製品に適している
・低温 …  80〜120度 アクリル・ポリウレタン製品に適している


アイロンのかけ方

せっかく素敵な洋服を着ていても、シワだらけのシャツ、折り目が決まってないパンツでは、印象が台無し。
クリーニングに出すと、ピシッとまさに「折り目正しく」アイロンをかけてくれますが、
あの作業、家ではできないものでしょうか。
あなたは、ただしいアイロンのかけ方を知っていますか?
アイロンがけなんて、要は、シワが取れて見苦しくなければいい!と思っていませんか。

効率よく使うことで、時間も短縮できるし、省エネにもなります。
めんどくさいなぁ〜と思っていたアイロンがけ、少しは楽しくなればいいですよね。

◆アイロンをかける前にまず、布地にあった温度を確認しておきましょう。
衣類の内側に、取り扱いの絵表示が付いています。指定以上の温度でアイロンすると、布が縮んだり溶けてしまったりすることがあります。デリケートの素材の時には、あて布(薄手のハンカチなど)を使います。

◆アイロン使う時には、アイロンの「重さ」によってシワを伸ばしていくので、余計な力を入りません。焦げつかないように、こまめに動かすだけです。

基本の動作は、次の三つです。

・滑らせる
シャツの身頃やハンカチなど、広い面積のシワを伸ばすときにはアイロンを軽く滑らせます。ゴシゴシとするのではなく、躍らせるようにスイスイとね。

・押さえる
ズボンやスカートの折り目、シャツの襟やカフス周りのように入り組んでいるパーツにアイロンをかけるときには、力を入れずに押さえます。滑らせると余計にシワが付いてしまうこともあるので注意。アイロンの重さを使って、下に軽く押し付けるような感じでOK。

・浮かせる
毛足の長い素材、たとえばウール繊維などをふんわり仕上げたい時には、直接アイロンをあてず、スチームでシワを伸ばします。スチーム機能を使い(スチーム機能がないときは、スプレーで水を吹き付けて)繊維に直接触れないように熱を与えます。

◆アイロン掛けの順番

綿や麻、化繊のレーヨンなど、熱に強い素材(アイロン絵表示を確認すること)は、洋服の表側からアイロンをかけます。
絹など、光沢があり薄いものは、裏側からアイロンをかけます。
素材によっては、熱を与えると、てかってくるものがあります。
アイロンをかけてしまってから、失敗〜!と思うこともありますよね。
高温OKとなってる素材は大抵大丈夫なのですが、一応、裾などの見えにくい場所でためしてみましょう。あて布をかけると安心です。

アイロンがけは、必ず細かい部分から先にかけていきます。
シャツでいうと、襟とカフス周りがいちばん。次に袖、身頃と続けます。
なぜなら、面積の広い部分を先にかけてしまうと、細かい作業してる間にまた広い面にシワができてしまうから。以前、大きい面を先に仕上げちゃって、エリと袖をちょこちょこっとかけてオシマイ、にしてたのですが、そういえば洗濯シワとは違うシワができてしまっていました。
また、いったりきたりという動きすると、戻ってきたときにシワができやすくなります。特に広い面では、一方向だけに動かすようにすると、余計なシワができません。
ちょっとした心遣いで、二度手間が省けるのです。

アイロンがけには両手を上手く使います。基本的に、アイロンの重さを滑らせるだけなので難しい動きではありません。空いてる方の手で、布地を引っ張りながらかけると、スムーズにアイロンが動きます。特に縫い目の部分は、細かくシワができているところです。

◆スチームを上手く使う
スチームは高温蒸気を噴出してシワを取り除く機能のことです。
繊維は、水分を含むと伸びるという性質を利用したものです。
特にウールやニットなど、毛足の長い素材の形くずれを、ふわんとした風合に戻すような作業が得意。そういうときには、直接アイロンを押し付けないで、蒸気だけをあてるるようにして使います。また、ズボンやスカートの折り目をはっきり付けたい時にも有効的です。

◆アイロン後
アイロンをかけた後の衣類は、熱や湿気が残っています。そのままたたむと、型崩れの原因になります。一度ハンガーにかけ、良く乾かしてから片づけます。これは、クリーニング帰りの洋服も同じ。クリーニング店では、十分に湿気が飛ぶ前に、ビニールの包装をしていることがあります。この湿気は、型崩れだけではなく、カビの原因となることもあるので要注意。


アイロンの選び方

家事仕事で楽しようと思えば、良い道具を使えば良いのだ!
と言ってしまうとちょっと乱暴ですが、本当に良い道具と言うのは絶対あなたの手助けをしてくれるものです。
だからといって、高いものが良いわけでもなく、人気があるものが良いわけでもなく、
実際にとってみて、自分の感覚に合うものが良いものです。
ちょっと抽象的な言い方になってしまいましたね。
では、自分に合ったアイロンを選ぶポイントを見てみましょう。

・重さ
アイロンを購入するときは、実際にとってみましょう。
重いアイロンは、手首に負担を与えますが、シワを伸ばすには力が少なくて済みます。
軽いアイロンは、動かすのは楽ですが、シワを伸ばす時に力が必要です。

・大きさ
大きいアイロンは、一度に多くのシワを伸ばすことができますが、小回りがききません。
小さいアイロンは、ボタン回りやフリルなどの細かい作業が楽にできますが、大きな面もこまめにかけなければなりません。

・コードレス
使いやすさでは、コードのない方が断然楽です!が、広い面積のものをいっぺんにかけたいときに、すぐに温度が下がってしまうという欠点もあります。
コードがあると、からみやすく使いにくいのですが、温度を保つのは得意です。

・スチーム
ほとんどアイロンには、スチーム機能が付いています。スチームとは、高温の蒸気を噴出する機能で、シワを伸ばしやすくすること。しかし、霧吹きや市販のアイロン用の液体などで代用することもできるので、必ずしも必要な機能でもないと思います。ハンガーにかけた服に直接スチームをかけられるちょっと機能が付いていると、スーツや出かける前の急なシワ伸ばしにも便利です。


革製品のお手入れ

動物の「かわ」でできたバッグや服など、ひとつぐらい家のなかにありませんか?これらの「かわ」、皮?革?違いを知っていますか。

生物の表面(空気と触れる部分)を被っている組織のことを「皮」と言います。
植物でも、動物でも皮に包まれて生きているのです。
私たちが、皮製品として好んで使用するのは、主に「動物」の皮のことを指しています。
靴やかばん、ベルト、財布などによく使われていて、ひとつぐらいは持っているのではないでしょうか。

さて、世の中の全ての動物は皮に包まれているのですが、その皮を製品に使うということは、剥いでいるのですよね。
当たり前のことなんだけれど、想像するとちょっと恐いかも。
実は、動物の皮を剥ぐと、そのままでは腐ってしまったり、カチカチに固まってしまいます。
そこで、薬品を使って、腐らないようにしなければなりません。
これが「なめし」と言われる工程です。
「なめし」を行ったものを、「革」と言います。
あえて、なめし革と呼ばれることもありますね。

皮も革もどちらも「かわ」なのですが、このような違いがあるのです。


革の種類<動物の種類別>

◆牛革 (うし)

・子牛皮(力一フスキン)
生後6ケ月以内の仔牛の皮。
繊維が細く、やわらかい。
高級革製品に使われる最高級品の革。

・中牛皮(キップスキン)
生後6ヶ月〜2年位までの牛の皮。
カーフスキンについで上質。

・雌牛(カウハイド)
生後2年以上のメスの成牛で、出産経験がある牛の皮。

・雄牛(ブルハイド)
生後3年以上のオスの成牛の皮。
量産製品(自動車のシート、ソファーなど)に使われる。

・成牛皮、去勢牛(ステアハイド)
生後3年以上の去勢されたオス牛の皮。
最も厚く、非常に丈夫。


◆羊革(ひつじ)
・ライムスキン
子羊の皮。
やわらかいが、弱い。

・シープスキン
毛穴が小さく、薄くて軽く、柔らかい。
衣類やブーツなどに使われる。


◆山羊革(やぎ)

・キッドスキン 
子ヤギの皮。
きめ細かく、やわらかい。
高級靴、手袋などに使われる。

・ゴードスキン
毛穴がきれいで、手触りがよい。
風合がよいため、様々な衣類や小物に使われる。

繊維の充実度が高い革

◆豚革(ぶた)

・ピッグスキン
手触りが硬い、摩擦に強く耐久性が高い。通気性がよい、
日本国内で生産されているものが多い。

◆馬革(うま)

・コードバン
馬のお尻部分の皮。
繊維が緻密で、美しい光沢。
かばんなどに使われる。

・ホースハイド
お尻以外の皮。
牛皮と似ている。柔軟性があり、表面がスムーズ。
衣類の裏革などに使われる


◆カンガルー革
・カンガルースキン
主にオーストラリアで作られる。
革は薄く、丈夫。しなやか。
高級素材として、かばんなどに使われる。

◆駝鳥皮(だちょう)
・オーストリッチ
強くて丈夫。
突起した羽軸模様が特徴。
鳥類の中でも、最も貴重、高級素材として使われる。

◆鹿革(しか)
柔らかくしなやかだが、傷がつきやすい。
そのため、銀面を取り除いて使用することが多い。

◆鰐皮(わに)
・クロコダイル
・アリゲーター
・カイマン
独特なうろこ模様が美しいとされている。
高級素材として、かばんや小物などに使われる。

◆蜥蜴皮(とかげ)
・リング
・アグラ
・ベンガル
・オーバル
鰐皮とともに、独特なうろこ模様が美しい。
高級素材として、かばんや小物などに使われる。

◆蛇皮(へび)
・ニシキヘビ
・ウミヘビ
・水ヘビ
斑紋や、うろこ模様が美しいとされている。
高級素材として、かばんや小物などに使われる。

◆亀皮(かめ)
主に、中南米のメキシコで捕られている。
非常に硬くて丈夫。
鰐皮に似たうろこ模様が美しい。


革の種類<革の仕上げ方法>

◆スムース革

・銀付き革
動物のもっている銀面模様をそのまま生かして仕上げたもの。ボックスカーフ(クロムなめしの後に染色したもの)やアニリン仕上げ(本来の銀面模様を生かすために、透明感のある塗装で仕上げたもの)などがある。

※銀面 … 革となったときの表面となる部分のこと。つまり毛やうろこなどを取り除いたうろこなどを取り除いた真皮層の表面。この部分は繊維組織が緻密に揃っていて、丈夫で美しい。


・ガラス張り革
クロムなめしの後、革をガラス板に張り付けて乾燥させ、仕上げに合成樹脂で塗装したもの。


◆起毛革

・スエード革
皮の裏面(肉の方側)を、サンドペーパーで磨き、毛羽立てたもの。
靴、ハンドバック、衣料などに用いられる。
カーフ(中牛)なら
カーフスエード … カーフ(中牛)を使ったもの
スエードキッド … キッド(仔牛)を使ったもの
ベロア … 成牛皮のような繊維の荒い皮を使ったもの
・バックスキン革
鹿皮の銀面を除去し、毛羽立てたもの。
柔らかく、しなやかなのが特徴。

◆ヌバック革
皮の銀面を毛羽立てたもの。
スエ−ドと比べると、毛羽たてた毛足が非常に短く、ビロード状になる。
靴、かばん、衣料などに用いられる。

◆エナメル革
革の銀面に、ウレタンなどの合成樹脂をかぶせ、人工的に光沢を出したもの。
靴、かばんなどに用いられる。

◆型押し革
革の表面に、加熱高圧プレスで型をつけたもの。
安い動物の革に、ワニ、トカゲ、ダチョウなど、高級素材の模様をつけて、模造したもの。

◆シュリンク革
なめし工程中に、薬品を使って革の表面を縮ませたもの。

◆エルク
クロムなめしした牛革を柔らかくし、粗めのシボ(表面の凹凸)をつけたもの。

◆ナッパ
羊革、山羊革を手袋や衣料用に仕上げたもの。


革のお手入れ

ひとつやふたつ持ちたい(持っている)革製品。
でも、困るのはそのお手入れ方法のノウハウ。
布製品なら、服のタグを見て洗濯機に入れるか、クリーニングに出しちゃうか、なのですが、
革製品といえば、そうそう簡単に洗濯もできないものです。

では、革製品を持っていて何が困るか…というと、
繁殖する「カビ」なのです。

家の中には、カビの元が約20〜30種類あります。
どんなにちゃんと掃除しているつもりでも、北側のタンスの裏側やほこりたまりなどに、うっすらカビさせてしまった経験ありませんか?
革製品にも、カビが生えます。
家のなかのカビは、白や黒や青や緑などカラフルなものですが、革製品につくカビはほとんどが白か黒カビなんだそうです。
1番良いのは、カビが生える暇がないほど毎日使うこと、なのですが、
実際革製品は、高級なものが多く、礼装用などここ1番でしか使わないものが多いですよね。
その分、ここ1番で使おうと思ったときに、カビが生えていたときのショックときたら…!

最終的には、衣類はもちろん、靴や鞄などでも、プロ(クリーニング屋さん)に泣きつきましょうネ,。
適当な自己処理をするよりは、よほど適切な対応を施してくれます。
しかし、気がついたときになんとかすれば救える程度のカビや汚れだったら、十分、家で何とかできるものです。

自分でできるかどうかの基準は、カビの「根」がどこまで生えてしまったか、ということ。
革表面にうっすら汚れが付いてる程度だったら軽いものです。
革の組織の奥の方まで色が付いてしまっていると、家で除去するのは難しい状態かもしれません。

革の種類によって適当なお手入れの方法を知っておきましょう。

◆銀面革の場合
水で濡らし、堅く絞った布で、汚れた表面を撫でるようにふき取ります。
カビや汚れがついた局所は、歯ブラシや綿棒でこすっても大丈夫。
ただし、革の種類によっては、水の染みが付いてしまう危険性があります。
目立たない部分を一度濡らして見て、乾いた跡が残らないかテストしておきましょう。
拭き取った跡がシミにならなければ、大丈夫。ついでに全体も、強めに拭いておきましょう。
その後、風通しの良い場所で十分に影干しし、革用の保湿クリームを万遍なく塗っておきます。
しまうときは、不織布のカバーをかけて。
もしも、シミ跡になってしまったら、迷わずクリーニングに出して相談してみてください。

◆スエードの場合
基本的にスエードは濡らすことができません。
カビがついたり、汚れの部分を、毛先の柔らかいブラシで何度もブラッシングするのが基本です。
また、柔らかい革だったら、もみほぐして見ても効果があります。
ブラッシングと同じことで、800〜1500番程度の紙ヤスリを軽くかけてみてもOK。
いずれにしても、一度目立たない部分でテストし、表面の風合いを傷つけないように、丁寧にしましょう。


革製品保管時のカビ対策

革はもともと動物のものなので、衣類や小物になったとはいえ、動物性蛋白質もたくさん含んでいます。
そのため、普通の繊維よりもカビが繁殖しやすいものです。
しかも、革の衣類といえばほとんどが冬物、バックなども高級素材のものは、日常使いではなくしまわれていることが多いですよね。
そのため、革製品とカビは切り離せない…(泣)とも言えるのですが、
できるだけ避けるように、保管時のカビ対策について、科学的に考えてみましょう!

◆カビの生育条件

まず、カビが生える条件を知っておきましょう。
カビはものですから、次の四つの条件が整うと、あれよあれよと育ってしまいます。

1・温度(20〜25度)
2・湿度(80%)
3・酸素
4・栄養 

私たちがどんなに家の中をきれいに掃除していたとしても、空気中にはたくさんのカビの胞子が浮遊しています。
これらの胞子は、つるつるしたところよりも、引っかかりのあるところに付着しやすいのです。
しかも衣類には、私たちの肌に付いていたたんぱく質が付着して残ってもいることが多いため、栄養がたくさんあります。
革製品となれば、もともと素材に動物性蛋白質があるため、もっと栄養タップリですもの。
しかも最近の住居は、密閉性が優れているため、高温多湿になりやすく、こういった条件が、カビにとって絶好の繁殖場所となっていくのです。


◆製品の保管方法

1・乾燥
まず、革製品の保管には、できるだけ乾燥した場所選びます。
そのためには、
・部屋(空間)そのものが乾燥していること … 水回りのそばは避ける、乾燥剤を入れる
・革製品をしっかり乾かす … シーズンが終わったら十分陰干しをしてしっかり水分をとっておくこと

2・栄養
製品に、カビの栄養分を残さないこと。
衣類に付着した汚れや食べこぼしは必ずきれいにして取り除いておきます。
また、保管する場所も、ほこりや汚れがないように、掃除しておきましょう。

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